グリネルならでは!?中国への研修旅行

蘇州での景色

こんにちは こうたです。

桜がきれいな時期ですね。僕も中国でちょこっと桜を見る機会があったので良かったです。

さて、先ほどのゆーやの記事にもありましたように、3月18日から4月2日までは春休みでした。その春休みを使って約2週間、中国へフィールドトリップへ行ってきました。このフィールドトリップはクラスの一環として組まれており、航空券、宿泊費、夕食代などは全て大学がカバーしてくれます。さらに夏休みには約3週間のロシアへの旅行もあり、これも大学がカバーしてくれます。

Global Learning Program

このクラスはGlobal Learning Programと呼ばれています。春学期のみに開かれ、1年生のみが応募できます。格安で海外へ旅行ができるので、応募者が殺到します。

しかし、海外旅行費のほとんどを生徒に投資してくれるクラスとは一体なんなのでしょうか?

グリネルは世界中からの生徒を集め、多様性を重視しています。そしてその多様性、国際性をさらに養って欲しいとのことで、卒業生の方がこのクラスのために寄付をしてくださっているのです。

小規模なグリネルだからこそできるクラスではないでしょうか。

Food, Culture & Identity

Food, Culture & Identityがこのクラスのトピックです。食文化を通して人々がどのように文化を築き上げ、アイデンティティーを確立していくのかということを学んでいきます。

このクラスでは学期前半に中国について学び、総まとめとして中国へのフィールドトリップ、学期後半にロシアを取り扱い、夏休みにロシアへのフィールドトリップを行います。

この春休みでの旅行では、杭州、南京、蘇州、上海の4都市を訪ねました。クラスのトピックが食文化なので、とにかく美味しい料理を食べまくりました。料理のスライドショーも楽しんでください。この後のアメリカでの食事はとてもつらいです・・・

食事をするだけではなく、お寺や運河、高層ビルからの景色なども楽しみました。

この研修旅行を通して料理をシェアし、食事を共にすることの重要さが分かりました。中国では回転するテーブル上の料理を皆でつつき、同じ料理を食べます。会話をしながら共に食事をすることが良好な人間関係を築き上げると考えられているのです。そのため中国では食事は家族内だけではなく、ビジネスでもとても貴重な機会なのです。

この2週間でこれにはとても納得しました。3ヶ月は同じ教室にいたクラスメイトでもそこまで深い会話をしたことはなかったため、旅行初日は皆がよそよそしい様子でした。しかし、食事を共にした数日後には互いの距離が急激に近くなったのを実感しました。

日本でも飲み会からビジネスが始まるケースもあり、勉強だけではなく、食事や飲み会を通しての交流も大事なのかもしれませんね。

こうた