学生最後の春休み

皆さん、お久しぶりです、タカヒロです。春休みに入って更新が遅れていました。

自分にとっては(とりあえずは)学生最後の春休みだったので、満喫しようと張り切って、ヨーロッパ5カ国を2週間弱で回る強行スケジュールを組みました!楽しかった!(最後の三日間バテてしまったことは秘密)

というわけで今回は訪れた街とその感想をテキトーに書くゆる回にしたいと思います。

ブダペスト(ハンガリー)

とにかく美しい街並み。今回の旅行で行った場所の中で一番かな?というくらいでした。特にネオ=ゴシック様式の国会議事堂の姿は圧巻でした。

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ウィーン(オーストリア)

歴史と音楽の街。僕は音楽に疎いのですが、歴史に関しては、ハプスブルク家のかつての栄光を感じ取ることができる観光スポットがたくさんあるとなと思いました。例えば、シェーンブルン宮殿や美術史博物館では、ハプスブルク家の豪華絢爛な様子を感じ取ることができました。

シェーブルン宮殿とウィーンの街並みが一望できる丘

プラハ(チェコ)

ブダペストと並んで街並みが美しい場所。安くて美味しい地ビール(ジョッキで2ユーロ程度)をたくさん飲みました笑。

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ベルリン(ドイツ)

M先輩の感想通り(こちら)、第二次世界大戦〜冷戦の歴史を大切にし、訪れる人々にしっかりと伝えようという意志を感じました。

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その中でも特に印象に残っているのは、Memorial to the Murdered Jews of Europe(虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑)。街のど真ん中に位置しており、多くの観光客で賑わっていました。

気になったのは、楽しそうに写真や自撮りを撮っている人々。何とも楽しそうに写真を撮っているのを見て、僕はどうにも納得がいきませんでした。この人たちは、これからソーシャルメディアに「記念碑に来たよ〜笑」みたいなノリで載せるんでしょうか?連れの友達に写真を撮って、って言われましたが思わず断ってしまいました笑。

僕はこのような行為には反対です。歴史を風化させまいとする取り組みを踏みにじるかのような浅はかな行いに悲しくなりました。

その後、イスラエル系ドイツ人のShahak Shapiraが「Yolocaust」という風刺をソーシャルメディアで展開して議論になったことを知りました(詳しくはこちらを参照してください)。簡単に説明すると、記念碑で撮影された写真を、ホロコーストの残虐な写真と合成して二つの写真を左右に並べてネットに公開したそうです(実際の写真が見たい方はYolocaustとグーグル検索をかけてみてください。※なお残虐な写真が含まれているので注意してください)。

アムステルダム(オランダ)

自由な街、という印象を強く感じました。至るところに大麻が吸えるお店(なぜかコーヒーショップと呼ばれています。ちなみにオランダでは大麻は合法です)があったり、街の中心部に飾り窓と呼ばれる風俗街があったり。。。

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最後に一言

旅行は楽しいですし、学びが多いです。特に時間のある学生の間にたくさん旅をするべきですね。ベルリンからアムステルダムまで電車で6時間かけて行きましたが、異国の風景を眺めながら、ぼんやりと物思いに耽るのもまた楽しいです笑。

日本に帰国したら青春18きっぷを買って、カメラを持って日本を在来線で旅してみたいです。

ではまた。

コメント

  1. 匿名 より:

    いいですね。とても羨ましいです。
    海外の大学だとヨーロッパを旅行するのも気軽になるのでしょうか?

    • タカヒロ より:

      コメントありがとうございます!
      そうですね、必ずしもヨーロッパ旅行が気軽になるというわけではありませんが、三点ほど。
      1. 日本と海外大学を往復する時に航空会社もしくはアライアンスを統一してマイレージを貯めると(例えば僕はユナイテッド航空/スターアライアンスを使っています)、四年の終わり頃には結構貯まっています。僕はそのマイレージを使って航空券を買いました。
      2. アメリカの大学にいれば英語が嫌でもできるようになるので、ヨーロッパでもあまりコミュニケーションに困りません。僕が訪れた国では英語がほとんどの場合通じました。
      3. 世界中に友達がいれば、その友達に会いに旅行に行けます。今回の旅行では、グリネルから現地に留学している友達に会いに行きました。また、過去には友達が住んでいるタイとベトナムと韓国に旅行に行きました。

  2. ?? より:

    オランダで大麻は合法なのですね。
    アメリカの大学でも学生はよくドラッグに手を出すと聞きますが、実際のところどうなのでしょうか。
    日本で薬は身体や社会に悪影響だとされ違法ですが、アメリカの学生からの観点ではどういう風に捉えますか?

    • タカヒロ より:

      コメントありがとうございます。
      一つ目の質問については、そうですね、感覚としてはマリファナ(などのソフトドラッグ)を吸う学生はかなり多いです。タバコより確実に多いです。ですが、コカインなど、いわゆるハードドラッグに手を出す学生はいません(少なくとも知る限りでは)。(ソフトドラッグ・ハードドラッグという呼び方自体が議論になっていることはさておき…)
      感覚的に似た例として思いつくのは、大学生の未成年飲酒でしょうか?違法だけどみんなやっているし、警察のお咎めも(よほど騒がなければ)少ない。ただどちらも違法なので、そのようなことに手を出すかは自己責任ですよね。

      二つ目の質問に関しては、確かにマリファナは多かれ少なかれ体に悪影響を及ぼすでしょう(どれほど深刻かは使用頻度や使用量によるでしょうし、副作用の深刻さもまだ科学的に議論されていることと認識しています)。しかし、それはタバコもある意味同じです。むしろガンになって死ぬリスクだけを考えるとタバコの方が危険かもしれませんね。

      また、大麻を合法にして税金を集めればいいという意見があるかもしれませんが、それが上手く行くという保証はありません。現にコロラド州やワシントン州では合法ですが、税金をかけたことによって大麻の価格が高騰し、低価格の大麻が違法に売買されるブラックマーケット化が進んでいて、合法に売られている大麻は価格面で競争できていないそうです(取り締まりも追いついていないようで)。

      日本の政府・社会が大麻に関して若干過剰に反応しているとは思いますが(例えば有名人が大麻所持で逮捕されると朝刊の一面に載る、など)、だからと言って合法にした方がいい、とも思いません。自分の理解では、プラスとマイナスのバランスがとても曖昧なので(オランダでなぜ成功しているか考えてみるのも面白いかもしれませんね)。