こんにちは!1年生のはなです🌼
春休みを利用して、コロラド州レイクウッドにある「Angelica Village」で10日間のExternshipに参加してきました!
実は、現地に行くまでどんな団体かよくわかっていなかったのですが(汗)、終わってみると、心がぽかぽかするような気づきと出会いに溢れた、本当に貴重な経験となりました。
Angelica Villageとは?
Angelica Villageは、ホームレス状態から抜け出そうとしている家族や若者、新しくアメリカに来た難民の方々、特別なニーズのある人々など、多様な人々が暮らすコミュニティです。単なる「支援施設」ではなく、そこに住む全員が「与える人」であり「受け取る人」でもある、そんなあたたかな価値観に基づいて運営されている場所です。
私のExternshipのホストは、ここのコミュニティリーダーであり、グリネルの卒業生でもあるRenata Hebertonさん。滞在中は彼女とたくさんお話しする機会をいただき、それが私にとって一番大きな学びになりました。
コミュニティの一員として過ごした日々
10日間の間、私はAngelica Villageのコミュニティハウスに、同じグリネルの1年生のCo-externと一緒に滞在し、コミュニティのみなさんと一緒に生活をしました 🏡
活動内容は本当に多岐にわたっていて、例えば:
✔️ 毎月恒例のバースデーパーティー
✔️ 年に一度のスノーチュービングイベント
✔️ 毎週開催されるクラフトワークショップ
✔️ 週2回のCommunity Meal(夕食)
✔️ 週1回のFood Distribution(食料配給)
✔️ 朝のメンテナンス作業や、スタッフミーティングへの参加
✔️ さらには、あるご家族と一緒に移民裁判所へ同行するという貴重な経験も、、、
その中でも特に印象に残っているのは、あるアフガニスタン出身の家族に夕食に招かれ、伝統的なアフガン料理をごちそうになった夜。言葉は通じなくても、料理や笑顔を通して交わされる「もてなしの心」に胸がいっぱいになりました。
スペイン語と「つながること」
Angelica Villageにはスペイン語話者の方が多く、最初の日は言葉の壁にぶつかり、かなり苦労しました、、、
でも、その夜すぐにDuolingoでスペイン語の勉強を始めて、次の日から少しずつスペイン語であいさつを試みたり、コミュニティの方に言葉を教えてもらったりするようになりました 🗣
その小さな積み重ねがきっかけとなり、距離がぐっと縮まりました。
Renataさんとの対話から得た学び
滞在中、私はRenataさんと何度もじっくりお話しました。グリネル時代の話、Angelica Villageを立ち上げた背景、このコミュニティが大切にしている価値観、そして運営の現実的な課題まで、、、
彼女の人生と信念に触れるなかで、私が特に心に残ったのは、「Community Building(コミュニティづくり)こそが人間らしい生き方の土台なんだ」という言葉。誰かを「助ける」のではなく、共に「暮らす」ことから始まるつながりの大切さを、ここで初めて実感しました。
デンバー観光とWork-Life Balance
Externshipの最後の数日は、コロラド出身のグリネルの友達と一緒に、デンバー周辺を観光しました!ローカルフードを楽しんだり、デンバーの大きな公園で散歩したり。こうした休日の過ごし方を通じて、「働く」だけではなく「休む」ことの大切さ、Work-Life Balanceも自然と学ぶことができました。
日本とのつながり、そしてこれから
このExternshipを通して、私はアメリカにおける移民支援の現場に触れながら、日本での経験とも重ね合わせて考えることができました。以前、日本で難民支援のボランティアをしていたときに感じた課題と、Angelica Villageで見た「支援のかたち」は、驚くほど重なる部分もあれば、全く異なる視点もありました。この経験を通して、私は「人権」や「社会正義」に対する関心がより深まり、「いつか日本でもこんなコミュニティが作れたら」という新たな夢も芽生えました。
おわりに
たった10日間のExternshipでしたが、心が揺さぶられ、これからの人生を考える大きなきっかけとなりました✨
Externshipの説明はこちらをチェックしてみてください👇
👉 春休みのExternship Programって?
それではまた、次回のブログで〜!