北極までイッテQ!!!!

トウモロコシ畑を抜け出し今学期はデンマークの首都、コペンハーゲンに来ています。

DIS (Danish Institute of Study Abroad) in Copenhagenというアメリカの大学生を対象とした留学機関にて三年目の後半を過ごすことにしました。アメリカ全国の提携校から1200人程集まり科学、芸術、ビジネス、その他様々の分野をデンマーク人の教授達から学びます。

今日は私が受けている一番メインの授業について書きたいと思います!この授業以外にも面白い授業を沢山受けてますが長くなるのでそれはまた次の機会に!!

授業その① Glaciers and Human Impact: Icelandic Climate Change Case Study

これは私の”Core Course”と言われる一番メインの授業。

生物学、主に生化学や微生物学の研究をしてきていた私がなぜ氷河の授業?と両親や友達によくつっこまれました。

不真面目な理由としては、北極に行って氷河を登ることは今後の人生ではまずないかなと思ったこと(笑)イッテQやNational Geographicで写っているような世界の果てまでいっちゃえというノリでした。

真面目な理由としては、今までミクロな観点からしか科学を学んでこなかった為、氷河そして地球温暖化といういわゆるマクロの観点から学んでみたかったです。自分は本当にミクロが好きなのかマクロが好きなのか自分の中ではっきりさせたい気持ちが大きかったです。

タイトル通り、授業では最終氷河期で残されたグリーンランドとアイスランドにある氷河について学びます。氷河以外にも地球に潜められた貝殻や深海堆積土等の自然界のプロキシを使う地球気候の変化を測定方法を勉強したり、完新世の温暖化について人類の影響がある場合そしてない場合の気候モデルのデータをベースにディスカッションする授業です。

一枚目の写真: google mapより

この”Core Course”では研修旅行が2つ組み込まれており、1つ目はデンマークのオズスヘアアズへ行き最終氷河期で作られた氷河地形を観察しにいきました。また化石を掘ったりも!雨が降ってたので泥だらけで大変な事になりましたが(笑)

  • 氷山!

そしてなんと!2週間前はアイスランドに行きました!氷山を観察したり、氷河に登ったり中に入ったり!滝や温泉にも入るというとても豪華で盛りだくさんの研修旅行でした!

今まで見たことのない景色に圧巻され涙が出そうなくらい素敵な経験になりました。

氷河の上に立ってる自分は本当に小さな米粒にもならない。人間が理解できる時空を超えているけどすべてが今の地球を作っていると思うと改めて、自然の強さ、時空の神秘性を感じました。なにか自分の中て殻が一枚剥けた気持ちになりました(笑)マクロでもミクロでもサイエンスの謎は人間に解明しきれない。だけど一つ一つ秘密を見つけていく楽しさをくれる科学は好き!改めて自分はサイエンスが好きなんだなと感じました(小学生の感想文か!ってレベルのコメントでごめんなさい!)

デンマーク留学もあと一ヶ月!一日たりとも無駄にせずこの人生一度きりの機会を楽しみ価値あるものにします!

まゆ\(^o^)/