何かを達成するためにはスピード感とバカになることが大事なんじゃないか。
「何か」に決まった大きさもも重さもない。宿題だって、皿洗いだって、留学に行くと決めることだって、やるかやらないか考えるだけ考えたらとっととやって仕舞えばいい。
宿題しようかな、と考えている間に最近ジムに行ってなかったことを思い出して、
トレーニングシューズを履いている。
皿洗いめんどくさいなぁ、と思っている間に見たかったテレビドラマの開始時間になって、
テレビに釘付けになっている。
留学しようかな、と迷っている間に大学出願締め切りは刻一刻と迫ってきて、
着々と準備をしているやつらに置いていかれている。
そんな自分に気づく。
自己嫌悪に陥る。
次はとりあえず思いついたらやってみよう。
スピード感が大事。
そう思っても、いざその「次」がきた時に、悩んでしまう。
。。。
これが、冬休み中の先学期の振り返りの一つでした。
僕の場合、宿題とか皿洗いとか洗濯物とか、そういう短期的で目の前にあるものに対する決断力は、寮生活を1年半ほどする中でかなり身につけてきました。
でもなかなか難しいのが、未来の自分に対する決断力。将来どんな仕事をしたいだろうか、とか、大学卒業後何をしようか、いろいろ考えるし、候補やアイデアはたくさんあるけど、どれにしようか決まらない。大学に来てから加速した考える癖が自分を悩ませる。だから未来への努力が始められない。
バカにならないと、スピード感をうまく扱えない。
この冬休み日本に帰ってきて、高校の同期や他の友人などいろいろな人に「最近何してるの?」とか「将来何したいとかあるの?」といろんな人たちに聞いてきた。自分の話もした。大学生活を通して積み上げてきた価値観と正反対のことを論理的に説明されたこともあった。また一から考え直さなきゃいけない気がした。
でもこれだと前に進めないんですよね。周りの人全員の話を聞いて、全部の価値観を取り入れて、なんて正直やってられないんですよ。真面目だからそうしたかったけど。
自分のいいと思った方向が決まったら、他の価値観を無視する勢いで、自分の価値観を応援してくれる人たちの話だけ聞く期間を設けて、全速力でバカみたいに叫びながら前進していく。とりあえず自分が満足するまでは。
これが前に進む一つの方法なんじゃないかな。
自分の周りにいてもらいたい人、自分がいたい場所を自分で制御して、自分で作った壁の中に閉じこもった積極的バカの自分を作ってみましょう。というのが僕の新年の目標の一つ。
「これでいいのだ!」ってね。
コメント
それでいいのだよ(*^^*)