はじめまして!1年生のはなです🌼
グリネルでの1年目も終わりが近づき、ようやく少し心に余裕ができてきたこのタイミングで、これまでの海外大学受験の道のりや、なぜグリネルを選んだのかなどを、改めて振り返ってみたいと思います✍️
自己紹介
私は小学校低学年の頃にアメリカに1年半住んでいましたが、「帰国生枠」では受験できず、一般受験で都内の私立女子校に入りました。
中学生の頃から「いつか海外で学びたい!」という気持ちが強くて、YFU・AFS・WYSなどの交換留学団体の説明会にもよく足を運んでいました。そして、高校1年の夏から2年の夏まで、YFUのプログラムでドイツの小さな町に1年間交換留学🇩🇪
ドイツ留学をとおして移民・難民問題への関心はより深まり、「人権問題を学びたい」という思いが強くなっていきました。
高3の春までは「日本の大学と併願しようかな、、、」と悩んでいましたが、担任の先生の「あなたなら大丈夫よ」という一言に背中を押され、アメリカ一本に絞ることを決意しました🔥
なぜリベラルアーツカレッジ?
✔ 少人数制の授業
✔ 教授との距離が近い
✔ 教育に全力な教授たち
リベラルアーツカレッジ(通称リベカレ)を選んだ理由は、この3つに尽きます!
多くの授業が30人以下、上級クラスでは5~10人と超少人数。ディスカッションが中心なので、しっかり準備して発言するスタイルです。ちなみに私が秋学期に取っていたIntermediate German Iのクラスは5人!少人数だからこそ、スピーキング力がかなり伸びました🇩🇪
そして、教授との距離が近いのも大きな魅力。
ある日、勉強していたら突然Political Scienceの教授が隣に座って「最近どう〜?」と話しかけてくれて、相談に乗ってくれたこともありました。チュートリアルのクラスメイトと教授で週末に朝ごはんを食べに行ったり、、、そんな温かいエピソードがいっぱいです!
大学院がないグリネルでは、教授は学部生の教育に本気!「教えること」に情熱を持っている教授ばかりで、私にとっては最高の環境です✨
グリネル・カレッジの魅力
🌟 Open Curriculum(自由な履修制度)
🌟 インクルーシブでアットホームな雰囲気
🌟 社会正義に力を入れている大学の姿勢
グリネルはアイオワ州にあるリベカレです。
正直、アメリカ人にも「どこそれ?」と言われがちなのですが(笑)、私にとっては本当にぴったりな大学でした。
特に気に入っているのが「Open Curriculum」
1年生で受けるチュートリアル以外、必修科目はほぼなし!条件さえ満たせば、興味のある分野を自由に履修できます。しかもアドバイザーがしっかりサポートしてくれるので、文理問わずチャレンジしやすいです!
また、グリネルのコミュニティは本当にインクルーシブ。
ただ「多様性がある」だけじゃなく、「誰でもウェルカム」な雰囲気があって、訪問したときも「自分が留学生であることを忘れるくらい居心地が良い」と感じました💛
そしてもうひとつ惹かれたのが、社会正義への姿勢。
たとえば、刑務所にいる人たちにもリベラルアーツ教育の機会を提供するプログラムなどがあり、大学としての価値観にとても共感しました。
出願までの道のり
私はいわゆる「英語はなんとなく話せるけど、文法が弱い」典型的な帰国生タイプでした(笑)なので、中高では特に英文法を重点的に頑張っていました✏️
高校1年の夏から1年間ドイツに留学したときは、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、学校にウクライナから避難してきた生徒たちがいました。その中で、私もドイツ語を教えたり、一緒にチャリティーイベントを企画したりして、国を超えたつながりを感じる経験ができました!
そうした経験がきっかけとなって、帰国後は日本で難民支援のボランティアに参加するようになり、さらに国際的な人権運動への連帯活動にも積極的に関わるようになりました。
「自分は何を学びたいのか」「どんな社会の課題に関わっていきたいのか」を深く考える機会になったのも、この時期だったと思います🌍
受験準備はギリギリでした
実は、出願準備を本格的に始めたのは高3の夏以降。
というのも、私は中高ずっと馬術に打ち込んでいて、高3の8月には全日本大会があったんです🐴
そこから奨学金の説明会に参加して、「今からでもやってみよう!」と急ピッチで準備を始めました。
そんな私からのアドバイスを3つ✍️
1. 成績は中3から上げておくべし!
→ 高1まで成績が微妙だったので苦労しました、、、
2. 受賞歴は早めに!
→ 高3でエッセイコンテストに駆け込み応募、、、もっと早く動けばよかった!
3. 検定・資格は計画的に!
→ ドイツ語検定、もっと早く受ければ、、、と今でも思ってます。
最後に
私がギリギリでもなんとか合格できたのは、課外活動やエッセイに一貫性があったからだと言われました。
人権問題について活動していたとき、「政治的すぎるから良くないのでは、、、?」と言われたこともありました。でも、無我夢中に活動を続けました。
その一貫性が、グリネルのような大学にちゃんと伝わったのだと感じています✨
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
今後はグリネルでのリアルな学生生活や授業の様子も、シェアしていけたらと思っています💻📚