こんにちは!前回から少し時間が空いてしまいました、とぅるんです!
皆さんは今年の夏、どのように過ごしていますか?日本に帰ってきてからも中々外出しにくいご時世になってしまいましたが、とぅるんは今年リモートでインターンをしています。
インターンとは?
アメリカの大学生は長い夏休みの時間を使って企業や大学、研究機関でインターン生として仕事・研究をする人が多いです。個人的にインターンのメリットは、責任感をそんなに持つ必要もなく、自分がやりたかった経験やスキルアップを企業側がさせてくれる事だと思っています。
インターンシップは大体2ヶ月間ほどで、給料を貰うケースと無給のケースがあります。グリネルでは無給や収入の少ないインターンに対して大学が奨学金を出しており、自分も申請して大学から奨学金を頂いています。詳しくはぴょんさんが以前書いていますのでぜひ。
とぅるんは今、宇宙開発系の国立研究機関でソフトウェアエンジニアとして働いています。仕事、というよりかは研究に近いかもしれません。A*アルゴリズムという考え方を主に使ったPCアプリケーションを作っています。とても興味深いアルゴリズムなのでぜひ調べてみて下さい。
普段はPythonでコードを書いていて、週一のミーティングとメールのやりとりで担当してくださる上司?の方と方針をすり合わせたり開発しているアプリケーションの動作を確認したりしています。自分が書いたコードを研究者の方に実際に使ってもらえると想像すると、とてもやりがいを感じます。
今回はそんなとぅるんの1週間を紹介していきたいと思います。
月曜日
インターンはリモートですが、基本的には通常の仕事時間に合わせて作業しています。といってもミーティングは大概金曜日にあることが多いので、月曜は休みの日に当てる事が多いです。その分直前には多めに作業してミーティングまでにやるべきことを間に合わせます。
火曜日
火曜日は前回のミーティングで出たアプリケーションの修正(デバッグ)を行います。自分はプログラミングが得意ではないので、単純な問題にも直すのに数時間かけてしまいます。
水曜日
水曜日から新しいことを始めます。やっていることの9割は全く知らないことなので、Googleで調べたり頭が沸騰するほど考えて自分が思い描いていることをコードにします。担当の方に、分からないことを自分の力でネットで調べて解決できる事も大事なスキルだ、と言って頂いたので、考えても分からないことはすぐネットで調べます。
木曜日
木曜日も水曜に引き続き作業を進めます。昨日出来なかったところが一日作業を寝かせることで簡単に出来たりする事もあるのがプログラミングの面白いところだと思います。睡眠は大事です!
金曜日
金曜日は細かな修正だったり打ち合わせに使うパワポの資料を作ったりします。期限までに終わらないこともよくあるので、ストレスが溜まりやすいですが、自分のためになっていると思って毎日頑張っています。
インターンを通して学んだ事
春学期からキャンパスに渡った関係でアメリカでは夏働けない、日本で働くとしてもリモート、という悪条件のダブルパンチでしたが、結果非常にいい経験ができたと感じます。実際にオフィスで働くことはできず相談をこまめにすることはできなかったのですが、自分で調べ考える時間が多かったからこそ、アプリケーションを最後まで完成させたことが自分の自信になりました。
また、今回はソフトウェア開発の一連を経験できたので、今度はハードウェアの開発をやってみたいと思いました。インターンを通して今後どういうことをしていきたいかイメージが具体的になるのはいいことですね!
来週からはグリネルに戻って秋学期が始まります。対面授業が戻るそうなので、とても楽しみで夜しか眠れません!
では!
とぅるん