休み明けから一週間経ちました!最初の一週間はやけに長く感じました(汗)
自分は中国で育ったので、旧正月を中国人グループ+ベトナム人グループと祝いました!日本では1月1日に新しい一年を迎えますが、中国、ベトナム、韓国は旧正月=新年という感じだと思います。
子供の頃旧正月はいつも家族と祝っていたので、いつもと違う感じで新しい一年を迎えました。運良く、ここには中国人の友達がたくさんいるので、みんなでパーティーを開くことができました!
谢谢学长和学姐!
では、ベトナムと中国はどのように旧正月を祝っているのでしょうか?歴史的にはたくさんの共通点がありますが、食文化についてはどうでしょうか?
その1:主食
もち米派:今回の食事で一番印象的だったのはやはりもち米(正確にいうともち米と緑豆)でできたBánh chưng。もち米はバナナの葉っぱで包まれていて、数時間蒸してから食べるんだそうです。中国の「粽子」となんとなく似ている料理だと思います。
外見はこんな感じ:
そして苦労して葉っぱをはがし、切ったあと…
もち米の中には味付きの豚肉が隠れていて、とても美味しい一品でした。これだけでお腹いっぱいになります。
餃子派:日本で「餃子」というと、やはりパリパリに焼いた餃子を思いつきますよね?旧正月で食べる餃子は日本でいうと水餃子と似たようなものだと思います。一般的には野菜と肉の具が入っている餃子が多いです。大学での集まりではエビの餃子も作りました!
個人的には餃子は食べるよりも作る方に意味があると思います。みんなで集まって作るから美味しいのかもしれません。
餃子が不恰好でも大丈夫です!みんなと一緒に時間を過ごすことが、肝心なんですから。
その2:副食
スープと肉:ベトナムと中国の食卓にはとにかくおかずが多いと思います。日本だとよく一人前づつ盛り付けられて出てくる料理が多いですが、中国(ベトナムはわかりませんが)ではみんなの分が一つの皿に盛り付けられていて、それをみんなで食べる感じです。
PC: Ruilin
中国パーティーでは火鍋が出てきました!グリネルはまだ寒いので、丁度よかったと思います。
PC: Ruilin
肉盛りだくさんの火鍋↑
ベトナムのパーティーでは三種類のスープ、揚げた春巻き、鶏肉の炒め物などが出てきました。
鶏肉はもち米と一緒に食べるらしいです。
ハナ先輩の揚げ春巻き!
すべて学生が作った料理。ごちそうさまでした( ^ω^ )
その3:甘味
昔中国では「デザート」という概念は無かったらしいです*
甘い物は食後ではなく、お茶の時間によく出されていたらしいです。食後に甘い物を食べる風習は外国から受け継いだのではないかと思います。
でも、ここはグリネルなので、甘い物大好きな生徒たちもたくさんいます。友達はなんと「咸蛋黄酥」を作ってくれました!
PC: Yang Fan
咸蛋黄を甘い餡に包み、それをまたパイ生地で包んで焼いたおやつ。
残念ながらこれは食べそこなえました。
このように同じアジアでも、いろんな風習があるのがわかります。半径80kmにはトウモロコシ畑しかない場所に、いろんな国から来た人たちと話せるのが、とても意外で楽しいです。
来年の旧正月は韓国の風習を調査したいと思います!
*The Language of Food: A Linguist Reads the Menu by Daniel Jurafskyから読みました。時間があれば是非読んでみてください。