こんにちは、こうたです!
グリネルの夏休みは5月下旬から8月下旬までと約3ヶ月の期間があります。
この一カ月は一人旅を楽しんだりして、遊び呆けています(笑)瀬戸内や北陸を高校野球の実況を聞き、大きく発達した入道雲を視界に入れながらのドライブは、まさに日本の夏を経験しているのだなと感じています。今年の夏は一人旅が高じてソロキャンプも始めてしまいました・・・
さて、今回は6、7月に行っていたリサーチについて少し紹介してみたいと思います。
先日りんろんが紹介してくれたMAP(記事①、記事②)というものもグリネル生の夏休みの過ごし方としてメジャーだと思いますが、僕は知り合いに紹介してもらい日本の大学の研究室で10週間勉強させてもらいました。
勉強させてもらった研究室は、小型衛星の分野で世界でトップクラスの研究室のためとても多くのことを楽しく学ぶことができました。
モノづくりの日々
初めの1ヶ月目は院生と共に、現在地球を周回中の小型衛星に各種センサーで取得した値を電波で送信するモジュールを製作しました。僕は電子部品の選定、回路設計、プログラム製作を担当しました。あまりに製作に熱中してしまい、夕食を忘れ午前2時まで製作に取り組んでいた日もありました・・・ でも、今まで好きで学んできたモノづくりの知識が院のプロジェクトで大活躍したので、とても嬉しかったです。好きで勉強するとついつい深い部分まで突き詰めていくものだなぁと感じました。
どんどん増えていく設計書
2ヶ月目は衛星の設計についての座学に出席し、最終課題として静止衛星の設計レポートを書きました。軌道設計、燃料設計、構造設計などを入念に計算し、3DCADで部品配置なども行っていたら、50ページの設計レポートになってしまいました。設計も細かいところを気にし始めると楽しくなってしまい、どんどんページ数が増えていっていきます。英語のエッセイでもこんな感触を味わえたらいいのですが・・・(泣)
他にも日本やアメリカの最新の宇宙開発界隈の話を伺ったり、最先端の研究を覗かせていただいたり、ワクワクする10週間を過ごしました。今回の勉強で、僕は小型衛星の電子回路周りのハードウェア、そしてハードウェア寄りのソフトウェア開発がどストライクでやりたいことなんだと見つけることができました。来年以降はその分野で勉強できるところを探していこうと思います。
去年の宇宙機開発のベンチャー企業でのインターンシップもそうでしたが、もし興味がある分野が決まっているならば、自分でどんどん問い合わせて行動を起こすのもいいかもしれません!
メラメラ燃えるやる気を見せれば、チャンスは広がると思います!(笑)
では、また次回~