真面目な自己紹介

こんにちは、M先輩です。最初の投稿ということで、僕も自己紹介をしたいと思います。他のみなさんと留学の動機は似ているので、グリネルでの生活について、簡単に書きますね。

晴れた日のキャンパス

晴れた日のキャンパス

僕が留学を志した一番初めのきっかけは、メイン州の友達に「You大学もアメリカに来ちゃいなよ」とそそのかされたことです。僕の通っていた高校には系列大学もあり、自由な校風を謳歌できる反面、ぬるま湯のように感じられることも多く、留学から帰ってきた後は、なんとなく日常が窮屈に思えました。

そこで、アメリカの大学についてググってみたところ、「リベラルアーツ」というコンセプトに出会い、惚れ込んだのでした。

さて、グリネルに辿りついて、どのような学生生活を送っているか、一言で表せば、「健全な毎日」だと考えます。僕の典型的な一日は、朝8時に起きて、授業を2、3個受けて、午後はサッカーをして、夕食後は宿題をして、12時に寝る、という感じです。もちろん、来賓演説を聞きに行ったり、友達のコンサートに顔を出したりと、大学の色々なイベントに参加して、平日にも楽しみを作っています。休日はというと、町のカフェで勉強して、またサッカーして、宿題のはかどり具合に怯えながら、夜に映画を観に行ったりしています。

白熱するインドアサッカークラブ

まあまあ白熱するサッカークラブ

退屈に聞こえるでしょうか。最寄りのショッピングモールから一時間も離れ、人口9000人ほどの街(村?)に位置するグリネルは、誰もが気に入る環境ではないと思います。でも、個人的には、賑やかな東京で、自分がどれだけ無駄な時間を過ごしていたか、そして、たい肥の臭さと田園風景に囲まれて、(ゲーテとかマルクスとか読んじゃったりして)学問に勤しむ毎日がどれほど美しいか、気付かせてくれる環境でもあると感じます。

僕たちのブログを読んで、そんなグリネルの牧歌的なリズムと、刺激的な知的探求の日々を、なんとなく感じ取っていただければなと、勝手に考えています。今後の記事も、是非読んでみてくださいね。

M先輩