大学生活はもう半分!?~物理専攻、グリネルでの4学期目~

こんにちは

こうたです

グリネルでは春休みが始まり、今学期も半分が終わってしまいました。三月に入って暖かくなったと思ったら、嵐で次の日は真っ白景色と、学生だけでなく天候も冬と春の移り変わりで忙しそうです(笑)

今学期が始まってから随分経ってしまいましたが、今回はクラスの紹介をしようかと思います。

PHY: Mechanics

応用力学のクラスです。数学の要素が大きく、2階微分方程式を使った物体の動きや共振などを勉強します。エンジニアリングに近い内容を数式で紐解いていくクラスなので、とても面白いです。車や自転車のショックアブソーバーの理想的な挙動は微分方程式で表されます。その理想的な挙動は、微分方程式のパラメータを調整することで得ることができ、身近なふとしたところで複雑なことが考えられているのか、と目からうろこの状態です。他にも扉のダンパーは共振を起こさず、元の位置にできるだけ早く戻るように設計されているなど、あちこちに応用力学が利用されており、様々な利用例を理解するだけでワクワクします。

PHY: Themodynamics

初めての300レベルの熱力学のクラスです。温度って何?という定義からエントロピーや物体のマイクロ、マクロの状態を学習します。さらに発展していき、熱力学視点からのエンジンや冷蔵庫の仕組みを学びます。熱からエネルギーを取り、仕事に変換させたり、仕事を与えることで熱を移動させる仕組みには、仕組みごとのリミットがあり、それらの長所、短所を理解するのがとても面白いです。車のエンジンの原点であるオットーサイクルエンジンとディーゼルエンジンの違い、異なるシステムによる燃費、トルクの違いなど、今までブラックボックスだったものが分かってくるのは楽しいです。

MAT: Differential Equation

物理のMechanicsで必要な微分方程式を学ぶクラスです。高校で習う微分方程式をさらに発展させ、複雑な微分式を計算します。物理のレベルが上がれば上がるほど、求められる数学力も上がってきているのを感じます。

PHI: Logic

サイエンス以外のクラスでは哲学のロジックを取っています。初めは「哲学か・・・」と思っていましたが、このクラスでは論議の組み立て方、構築の仕方を学習し、全ての学びの基礎力を身に付けていると思います。以前のクラスでは、Homosexualityは生物学や化学的な反応によって生じるのか、というテーマの論文を例にとり、説得力の強さや論議の流れ、証拠の量や質などを分析しました。今まで感覚で行ってきた論議を体系的に学ぶことができ、他人の論点をより理解したり、説得力のある説明をする上で役に立ちそうです。

以上で、今学期のクラスをまとめてみました。グリネルではこんなことを勉強できる、という参考になれば幸いです。

今学期もまた忙しい日々ですが、この春休み期間でちょっと羽を伸ばします。春休みはアメリカならではのことをしてくるので、また次回の更新をお楽しみに!

こうた

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コメント

  1. アバター 虹色のネコ より:

    こんにちは、日本の大学の文系学部を卒業後、理系の学部留学を考えている者です。
    数学や物理の新しい概念を学ぶ時に、英語だからとてもキツイと思ったことはありますか?日本ですと大学生向けでもかなりやさしく書かれた入門書がたくさんあるので本から学ぶのならそちらの方が学びやすい気もします。一方で、海外の大学は教授がもっと教えることに熱心で、かつ学生も学びに熱心でチャンスも多いような話も聞きます。そのあたりをトータルで考えると理系の学部留学はおススメですか?それとも学部は日本で、大学院から海外の方が良いかもと思うこともありますか?

    • こうた こうた より:

      こんにちは コメントありがとうございます
      理系の新しく学ぶ用語などは、日本語でも英語でも変わらず覚えなければいけないので、英語だからとても辛いということはなかったと思います。ただ複雑なコンセプトや考え方などでつまずいた場合は、日本語の入門書で理解した後に英語でもう一度学んでみると理解の助けになると思います。
      理系の学部留学がおすすめかどうかは分野、目標としていることによって変わると思います。日本が世界をリードしている理系分野もありますし、その分野で学部時代から研究に関われるなら日本の大学が良いかもしれません。アメリカが世界をリードしている分野を学びたかったら、学部時代からアメリカにいて積極的に活動していけば、その分野のコネクションも築くことができ、大学院へとつながることもあるはずです。とても多くのケースがあるので、興味を持たれている分野でアメリカに留学している人や詳しい人を探して、話を聞いてみるのはいかがでしょうか?
      コメントなので簡単に書かせていただきましたが、良かったらぜひお気軽にお問い合わせから連絡してみてください。

  2. アバター 虹色のネコ より:

    こうたさん
    ありがとうございます。学部留学というと多くの人がすぐに費用の話をするのですが、それ以外の点についてはどうなのか色々と興味があります。
    またポイントを整理して質問させていただくこともあるかもしれません。お忙しいと思いますが、引き続きブログを楽しみにしています。

    • こうた こうた より:

      確かに費用の問題は大きいと思いますが、それ以外ではアメリカで技術者として評価されるノウハウを学部時代から身に付けられることでしょうか。過程よりも結果、結果を出しても待っているだけではなく、積極的に売り込みにいかないといけないなど、身に染みて感じることが多いです。大学院、それ以降にアメリカで理系分野で活躍することを目指しているならば、学部時代のノウハウが基礎になるのではないのかと思います。
      ぜひまた連絡をいただけるのを楽しみにしています。ブログも定期的に更新できるようしていきたいと思います。
      よろしくお願いします。