私ぴょんは、今年から大学でCAをさせて頂いています。
CA…? もしやキャビンアテンダント? と思ったあなた!
残念!グリネルでのCAはcabin attendantではなくcommunity adviserです(笑)
CA(Community Advisor)とは、寮生活も含め学生たちが上手く学校生活を送れているか見守る役職。少し面倒そうだけど、実はメリットもいっぱいのお仕事です。今回は、「CAになるメリット」、「CAのお仕事」、そして「CAになるためには」の3本立てでお伝えしたいと思います。
CAになるメリット
- 寮費の負担がなくなる
CAになる最大のメリットは、やはり寮費を支払わなくて済むことでしょうか(笑)年間60万〜70万円浮くので、これは大きいと思います。CAの仕事は週16時間の労働としてカウントされていますが、実際他の仕事を週16時間するのはなかなかハードです。 - 一人部屋がもらえる
CAは必ず一人部屋が与えられます。これはもちろん、担当の生徒を呼んでかなりプライベートな話をする必要があったり、緊急事態の際にルームメイトがいると迷惑が掛かるからなのですが、プライバシーが欲しい学生にとっては絶好のチャンスの様です。(私は昨年とても素敵なルームメイトと過ごしていたのでシングルが欲しいとは思っていなかったのですが、いざシングルに住みだすと他人に全く気を使わなくて済むのでかなり楽です笑) - 様々なスキルが身につく
CAは学期の始まる前に2週間ほどのトレーニングがあるのですが、その際に、
簡単な医療措置
アクティブリスニング・コミュニケーション
などの講習を受けます。特にアクティブリスニングの講習では、困っていそうな学生にどうアプローチすると良いか、どんな声かけが大切か、逆にどんな声かけだと負担になったり信頼関係が築けないかなどを学ぶのですが、カウンセリングなどを学ぶ機会がない私にとってはためになる情報ばかりでした。
CAのお仕事
日常的なCAのお仕事は、以下の3つです。
- On-call
On-call phoneという緊急時に生徒が連絡できる携帯電話が週に1〜2回まわってきます。平日は夜の8時から朝7時半まで、週末は夕方5時から朝7時半までその電話に対応しなければなりません。また、担当の時間は大学の敷地内にいなければならず、週末の担当の際は寮の見回りも行います。 - 寮の備品のチェック
トイレ・シャワーやラウンジの備品が壊れていないかチェックをしたり、学生からの備品に関する報告に対応します。 - 基本的なお悩み相談
どんな相談にものります!というとすごく大変そうですが、CAの仕事は学生の様々な悩みを聞いて、適切な大学内の専門機関に繋げること。勉強に関すること、ルームメイトの問題、恋愛相談まで内容は多岐に渡りますが、どの問題も早めの対処が肝心です。しかし、現状は学校のその様な専門機関を知らなかったり、行く勇気が出ない学生が多いので、学生であるCAが一緒にその様な機関を訪れたり紹介したりします。
他のお仕事としては、
- Programming: 寮単位で学生同士の親交を深める行事を計画する
- NSO: New Students Orientation(新一年生の参加する、大学生活直前のオリエンテーション)の準備や進行をする
などがあります。
CAになるには
CAになるためには、春学期のはじめの頃にレジュメ、エッセイ、推薦文を提出する必要があります。その後、個人インタビュー、集団インタビューを経て、3月の終わり〜4月のはじめに選考結果が出ます。集団インタビューではガンガン発言してリーダーシップをとっていく学生ばかりだったので緊張しましたが、その様なリーダーばかりが求められる訳ではありません。一歩離れて、みんなが忘れていることを指摘する人、なかなか発言できていない人に意見できる場を与えられる人、リーダーに進んで従うことで活動をスムーズにする人、、、大学側もそんな様々な人材を求めているなと思いました。
以上CA姉さんによるCAの紹介でした!
今回もお読み頂きありがとうございます。
ぴょん