謹賀新年

皆さん、新年明けましておめでとうございます。2017年もぐりねりすをよろしくお願いいたします。

2016年中に今年あったことをブログで振り返ろう、と思っていたのですが…。ついつい更新が遅れてしまいました。読者の皆さん、こうたくん、ごめんなさい。


今から1年前の1月は、アメリカの大学の出願を控えてエッセイを書いていました。前年の12月にEarly Actionでほかの大学から合格をいただいたこと、そして私の楽観的な性格もあり、特に焦らず過ごすことができました。

2月からはアルバイトを始めました。もともと心理学に興味はあったのですが、子供たちと常に関わるお仕事だったこともあり、発達心理学に興味を持つようになりました。

そして、3月には6年間通った高校を卒業。今だからこそ言えますが、38度の熱があった中、卒業式に出席しました。皆さんごめんなさい。

3月後半はアルバイトをしつつ、大学の結果発表を待っていました。第一志望の大学はwaitlisted。おそらく受かるだろうと思っていた大学もwaitlisted。でも、あまり進学する気がなく、受かるとも思っていなかったグリネルから合格をもらいました。

Financial aidがもらえなかったため、何度も悩みましたが4月のcampus visitでグリネルに惚れ、入学を決めました(交渉の末、Financial aidも少しもらえました!)。

入学を決めてからは、アルバイトに没頭しました。アルバイトをしていないときはアルバイト先の人たちと毎週のように築地や浅草で食べ歩きをしていました。

7月にはルームメイトも決まり、夢であったアメリカでの大学生活が着々と近づいてくることに期待と不安が膨らみました。

大変だけど、大好きだったアルバイトを7月末に辞めた時には、アルバイト先の人たちから寄せ書きをもらい、達成感と同時に寂しさを覚えました。

そして、8月。ついに大学生活が始まりました。今まで会ったことも話したこともないルームメイトとの生活は、思いのほかすぐに慣れました。いつも一緒にいると言う訳ではありませんが、自分と性格が似ていて、私にとってはなんでも話せる存在です。彼女の祖父母宅がグリネルの町の中にあるのですが、なんとタカヒロさんのホストファミリーでもあります。何かある度にお宅に招待していただき、私にとってはグリネルでの第二のホストファミリーのような感じです。

また、高校の時の留学とは違い、自由が多い分、責任も増えました。時にはプレッシャーに押しつぶされそうになったり、辛いこともあったり。それでもこの1学期間やってこれたのはグリネルの教授陣や職員の方々、グリネルの先輩方、家族、そして1年生の皆のおかげだと思います。ありがとうございます。

来学期はおそらく今学期よりももっと忙しくなるとは思いますが、今学期の初めよりは自信を持って迎えられそうです。


今大学に出願中の人たちは、あともうひと踏ん張りですね。ランキングが高い大学やほかの人の言う「いい」大学に行くことに捉われずに、あなたが一番実りのある大学生活が送れる大学に進学できることを願っています。

それでは、改めてあけましておめでとうございます。皆さんが良いお年を過ごされること、グリネル大学日本人学生一同、心からお祈りしております。