百聞は一見に如かず!

こんにちは!Thanksgiving Breakが終わり、1学期も残すところあと2週間程となりました。

1年前の今頃は、ちょうどEarly Actionの出願を終え、1月のRegular Decisionに向けてせっせとSupplement Essay(各大学が課すエッセイ)を書いていたな〜。今年出願の皆さんも頑張ってください!

さて、グリネルに出願した理由の1つに、このSupplement Essayがなかったというのがあります。計10校ほどの大学に出願した私にとって、エッセイを書かなくてもいい、というのは大きな魅力でした(実は、出願締め切りの後に任意の短いエッセイを提出したので、書いていない訳ではないのですが…。)。

正直なところ、グリネルは第一志望の大学ではありませんでした。リベラルでパーティーが好きそうな学生の雰囲気が自分にはあまり合わないかな、とさえ思っていました。

そんな私がなぜグリネルに来ることを決めたのか。もちろん、第一志望の大学が不合格だったから、というのもあります。しかし、それ以上にグリネルのInclusiveな雰囲気に惹かれたのです。

私は今年の4月に1人で渡米し、合格した大学を見学して回りました。どの大学も学生の多様性を重視している大学だったため、白人のアメリカ人しかいない、ということは全くありませんでした。しかし、どうしても「アジア人留学生」として見られているな、と感じました。

グリネルも多様性を重視しているという面では他の大学と似ています。しかし、私が強く感じたのは、グリネルでは1人の「Grinnellian」として見られている、ということです。

確かに私は日本人の留学生です。でも私の意見は日本人留学生全体の意見ではありません。グリネルでは、私は日本人である前にGrinnellの学生として、意見を尊重されています。

国籍、人種、性別、セクシャリティー、宗教、障害の有無等に関わらず、全ての学生が”Grinnellian”であり、尊重されるべきだ、という大学全体の雰囲気が気に入りました。

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このことは、実際に大学を訪問しなくては、分からなかったと思います。まさに百聞は一見に如かず!です。

実際、私の判断は間違っていなかったと思います。

1人の学生が不安を口にすれば、学校全体で解決に向け、話し合う、というのは日本ではなかなか見られない光景です。学校で問題があった時に、学生が大学に合うように変わるべきだ、というような日本の大学と違い、大学が一人一人に合わせるべきだ、というグリネルの雰囲気が私は大好きです。

ただやっぱり、「百見は一験に如かず」で実際に入学するまでわからなかったこともあります。こちらは次回の記事で書きたいと思います!