三年生になって…

お久しぶりです。

この夏休みはインターンから一人旅まで色々と満喫しています。

実は今学期だけヨーロッパへStudy Abroadをすることになりました。(留学先から留学といったところでしょうか)このおかげで、グリネルに残っている生徒より夏休みが3週間ほど長いこともあり(グリネルは8月下旬に新学期が始まるのに対し、今学期通う大学は9月中旬に始まります)夏休み最後の5週間ほどは色々と旅をする予定です。

8月の中旬の10日ほどは南米チリへ、そして数日前から早めにヨーロッパ入りして、新学期が始まるまでの三週間程ヨーロッパをうろうろしようと思っています。

夏のインターン

グリネル生の夏の過ごし方はもちろん様々で、このブログでもMAPなど色々と紹介されていますね。僕はこの夏アメリカ南部、テネシー州のとある研究所でインターンをしてきました。詳細をここで書くことはできませんが、機械学習・数学・プログラミングなどソフトウェア開発を主にやってきました。

アメリカでも最先端かつ大規模な研究所だったということもあり、様々な分野の研究者の方とお話をできたのも大きな収穫でした。インターン三週目には、ディズニーとこの研究所で働いていらっしゃる物理学者の方とと1対1で話す機会をいただきました。アナと雪の女王をはじめ、様々なディズニー映画に携わってきたこの方は、アニメーションで使われる雪の結晶や登場人物の髪のなびき方などの流体の動きを再現するソフトウェアの開発をなさっていました。

こんなところに最先端の研究が活用されているとは夢にも思わなかったので、貴重なお話でした。このように、様々な分野の研究者の方とお話できるのも大学を離れて研究をする一つの醍醐味ではないでしょうか。

この夏の旅一発目は南米のチリでした。なぜチリ?と思われるかもしれませんが、5年ほど勉強したスペイン語が使えること、自然豊かなところから絞っていった結果、チリ行きを決めました。

縦に非常に長いことでも有名はチリですが、実際行ってみて自然の豊かさには驚かされました。それもそのはず、チリは四方を様々な自然に囲まれている国です。南は南極圏、東はアンデス山脈、西は太平洋、北はアタカマ砂漠といった感じです。僕は首都サンティアゴ、近くの港町のバルパライソ、そして北のアタカマ砂漠に行ってきました。

バルパライソにて

サンティアゴ、バルパライソは魚介類が豊富でもちろん綺麗な街でしたが、旅の目玉のアタカマ砂漠のスケールには圧倒されました。マウンテンバイクを3日借りて、計300キロくらい漕いで名所(月の谷が一番有名だと思います)をまわりましたがアンデス山脈をバックにただ広がるアタカマ砂漠は今まで人生では見たことの無い絶景でした。

そして、アタカマ砂漠に来たら必ず見れる星空は言葉を失いました。雲ひとつ無く澄んだ星空は一時間でもずっと見続けられます。僕は40分ほど紅茶の片手にただ眺めていました。何度か富士山でも綺麗な夜空は見ましたが、山小屋の光、雲、大気中のホコリなどが一切無いアタカマ砂漠の空に光る星は人生で一度はみるべきものだと思います。写真には収められませんでしたが、Google検索したら色々ヒットすると思います。僕も最初は信じていませんでしたが、本当にあの写真と同じものが目の前にありました。

月の谷までの自転車の旅

チリの現地の方たちも皆やさしくて、温かく、一人旅には最適です。物価は南米でも高い方ですが、価値ありです。

冒頭にも書きましたが、今はヨーロッパ旅の最中です。新学期が始まるまでの3週間ほど、満喫してきます。

振り返ると、ほぼ旅だけの投稿になってしまいましたね。

それでは、また。