家でゴロゴロ以外の冬休み

冬休みに入る前に後輩のAちゃんがこう尋ねてきました:

「どうすれば一年生の冬休みを効率的に過ごせるのでしょうか?」

その時の答えは:

「2学期が始まる前までに、ちゃんと休む事」

でしたが、よく考えてみれば、これだと満足できない答えだとわかりました。 自分の一年生の冬休みを振り返って見ると、二年生の冬休みにできた事は一年生の自分のおかげだと思います。

〜冬休み開始〜

今年の冬休みは皮膚科の先生のシャドウイングをしました。 テレビドラマでよく医者の話を観ていましたが、実際どんなことをやっているのかが気になって、一年生の冬休みに実家に帰った時、以前から診てもらっているお医者さんにシャドウイングの機会を聞きました。 医学の経験ゼロな自分に「いいよ」と答えてくださったのが郭先生した。

郭先生が今働いているクリニック

郭先生は十五年以上皮膚科の専門医として働いています。 以前は別の病院に勤めていましたが、今は複数の病院やクリニックで働いています。 先生曰く、違う場所で働くことでより多くの患者さんに対応できるようになったそうです。 以前は一箇所だけで働いていたので、病院から離れて住んでいる患者さんにとっては不便だったそうですが、今では市内から離れている患者さんも治療に通いやすくなったそうです。

患者さんに対しての思いやりは他にもあります。 例えば、治療室の中を見ると、椅子にはぬいぐるみが置いてあります。

ここにも?

あとここにも? 

それは子供が忘れていったものではなく、患者さんの緊張感を和らげるために置いてあるそうです。

ストレスボールと似たようなものだと思います。

ぬいぐるみ以外に目立ったのは このようなカードです:

お花が背景にあって、可愛いです(*^_^*)

これは治療後にどう皮膚のケアをするかの説明書きで、郭先生の看護師さんがデザインしたものです。 治療後に先生から患者さんに口頭で説明をしますが、このカードがあると患者さんも安心するとのこと。

英語と中国語で書いています!

治療前患者さんにちゃんと説明できるよう、パンフレットなどありました。

「万が一聞いたことを忘れても、カードを見れば大丈夫」といった感じでしょうか?

コミュニケーション能力は大事だとよく言われますが、シャドウイングでその重要性を実感しました。 お医者さんとは患者さんを治療するだけではなく、患者さんに安心感を与えることも仕事の一つなんだと感じました 。  郭先生は患者さんの気分を尋ねたり、治療中は常に具合を聞いたりしていました。 とても親切な先生だなと思いました。

皮膚下の模型も置いてありました。これがあれば説明もしやすいでしょう。

他の先生と違う特徴といえば、郭先生の教育に対しての興味だと思います。 お医者さんはたくさんの知識を持っていますが、その持っている知識を他人に教えることはまた別の話です。皮膚のケアの方法や治療法をもっと理解してもらうため、郭先生は一般の人向けにセミナーを開いています。

新しく扱う技術の説明会がありましたので、参加させていただきました!

その他、SNSを通じて皮膚についての知識を広めています。セミナーについては、今後大人だけではなく、子ども向けのものも開いていきたいと言っていました。

今回のシャドウイングで、医者としての仕事の他に、治療以外の活動を聞くことができました。 郭先生は医者の立場にいるけれど、患者さんの目線から物事を考えていると思います。そうすることで、治療をより順調に進められるのだと思います。

話を戻しますと…

シャドウイングを終えた今、一年生の冬休みで何をすればいいかと聞かれたら、自分の履歴書を書くのと、ネットワークを広めることだと答えると思います。 他には自分が興味あるtことを学ぶのもいいと思います。 普段学校で時間がないからと放置していたことも、休み中に完成させれば後々満足できると思います!