純ジャパ in Grinnell 1:入学2ヶ月で劣等生?!

皆さん、初めまして!

今グリネル大学1年のヒロです。

まず、こいつ誰だよ?って絶対思うので、僕がどんな人か簡単に説明すると…

純ジャパ 引きこもり 変人 です。

純ジャパと引きこもりは説明すると長くなるのでさておき、どのくらい変人かっていうと〜

外が−2度にも関わらず(それもまだ10月)、Tシャツと日本から持ってきた柔道着のズボンとスリッパを履いて、全力ダッシュで毎日元気に授業に向かうくらい変人です(ドヤっ)

僕がどんな人間か分かったところで(もっと知りたかったら自己紹介ページ見てください)

話変わりますが…みなさん、アメリカの大学生活ってどんなのイメージしていますか?

パーティー、充実した施設での研究、豊富な課外活動、様々なバックグラウンドや価値観をもつ人たちとの出会い(そして恋愛?)etc…

めっちゃ華やかで充実した大学生活を想像していると思います!

まぁ、僕もアメリカ着くまでにはそんな期待に大いに胸をおどらせていたのですが…

実際はどうかっていうと…

英語意味不明…

というのも、僕今まで英語圏で1分も勉強したことなかったんですよね。

アメリカ人話すの早いし、南アジアの人達(特にインド)の発音が独特すぎる。

一回インドの友達に「今ヒンディー語で話してるの?」って聞いたら、真顔で「英語だよ」って言われたことも笑笑

要するにlanguage barrierにぶち当たりました。

言語の壁ってどれだけしんどいかっていうと…日本語と違って英語だと友達との会話も付いていくのに必死で全然楽しくなかったり、授業も何言っているのかさっぱり分からない。膨大な量の、古代文字を解読するより難しそうなreadingと、僕の稚拙な英語をいかにネイティブっぽく凝るか苦心しなければならないassignmentに押し潰される毎日。周りの人に聞いたら「3ヶ月くらいしたら慣れるよ〜」って言われて、とりあえず最初の1ヶ月は全力で乗り切ったのですが、段々ストレスと疲れが溜まっていき、沢山の課題を終わらせるために徹夜したら生活リズムも乱れ、とうとう朝布団から出られなくなりました。

当然朝布団から出られなかったら授業にも行けない→授業に行かないと当然内容が分からない→内容が分からないから面白くない→授業がつまらない→授業に行くのがしんどくなる→朝布団から出られない→…

いわゆる負のサイクルにはまっていった訳ですね笑。そんな状態が1ヶ月くらい続き、授業をサボりまくった結果、教授から本当に沢山の心配メールを頂き、とうとうAcademic Advisingっていう学生相談所みたいなところから、「君このままだと落単するかもしれないよ、私たちとこれからどうするか話し合いましょう!」といった趣旨のメールを頂き、そこで自分のヤバさを痛感しました。ただ自分のヤバさを思い知らされたものの、チキンな僕はどうしてもAcademic Advisingに行きたくなくて、これからの大学生活に漠然とした不安を感じたまま、日々もんもんと過ごしていました。

つい3週間ほど前に秋休暇があり(ない大学もあるようです)、課題などのプレッシャーが一切ない中で、これまでの自分をゆっくり見つめ直す時間を取ることができました。そこで自分が本来「グリネルに来た理由」や「大学で本当に学びたかったこと」が日々のタスクやストレスの中で埋もれてしまっていることに気づき、もっと学びたいという意欲が再燃しました。そして、大学生にとって基本的なことですが、秋休暇空けたら何があっても欠かさず全ての授業に出ることを決意して、そして今元気に極寒の元、ジャージ短パン全力ダッシュで元気に授業に出席しています。これまで「学問が出来ない」とほぼ無縁の人生だったので、「勉強が出来なくて学校に通いたくなくなる」人にちょっぴり共感できるような気がします。

今僕は、僕の思い描いていた華やかな大学生活とはかけ離れた生活を送っていますが、でもどうにか色んな人に心配をかけながら、支えられながら生きています。多分違う言語の国でなければ新しい「劣等生」の自分に出会うこともなかったし、小規模で学生一人一人のケアが充実しているリベラルアーツ大学でなければ、こんなに教授に心配されることもなく、Academic Advisingみたいなところからも頻繁に連絡は来なかったし、そしてグリネルでなければ自分を見つめ直す秋休暇もなかったと思います。グリネルに行こうと決めた1年前の自分自身に感謝です。

人生なるようになるもんですね。

駄文失礼しました。以上純ジャパ劣等生笑のヒロの一風変わったグリネルライフでした。

コメント

  1. 加藤このみ より:

    あまりにも共感してしまったのでコメント失礼します?現在マギル大学一年生で、私も留学は人生初です。周りの友人がそつなくこなす事一つひとつに、自分は何倍もの時間をかけなければいけない。言語の壁の高さをひしひしと感じています。朝起きれない事件、インド訛りがわからない事件、講義についていけない事件、全て共感します(うちの大学は教授から心配メールは来ませんが?) でも場所は違えど同じように悪戦苦闘しつつ前に進んでる仲間がいる、ってことに勇気を貰いました。ありがとうございます?

    • ヒロ より:

      コメントありがとうございます!このみさんのように共感してくださる人がいて、良かったです。

  2. ほーり より:

    今高一で、アメリカの大学に入りたいと思っているのですが、英語好きだけどネイティブとかじゃないし、UCLAとかは無理かなって思ってますいきたいけど…。どうやっていきたい大学を決めて、何をしたらいいですか!?

    • ヒロ より:

      ほーりさん、コメントありがとうございます。

      僕も大学選びは相当苦労しました。
      ぶっちゃけ分からなすぎてリベラルアーツでレベルが高そうだったからという安易な動機で、グリネルに決めてしまったものの、一学期目は大学で本当にモチベが上がらずに苦しみました。
      僕の選び方は絶対おすすめしないです笑笑

      えーと、ほーりさんが高一ってことを踏まえると。
      驚くかもしれませんが、今は大学にあんまりこだわらない方がいいです。
      英語好きなら英語を本当に頑張って、他に興味があることを片っ端から全力でやって、高校生活を存分にエンジョイしちゃってください!(勉強だけはちょっと真面目にやってください笑)
      これでいいの?って思うかもしれませんが、充実した高校生活はほーりさんを人間的にめっちゃレベルアップさせます。
      興味があることをやって行くと同時に、自分がどんな人間なのか、何が好きで嫌いなのか、どういう時に嬉しいのか悲しいのか、沢山の「自分」についてわかってくると僕は思います。
      そうやって得た沢山の「自分」は、「自分」の生き方を考える時にすごく役に立ちます。
      「自分」の生き方が決まると、どんな大学に行きたいのか、は意外と簡単に見えてきます。
      それはもしかしたら、アメリカじゃないかもしれません。中国かもしれないし、カナダかもしれない。もしかしたらイスラエルもあるかも。
      進路やテスト対策は高2の秋から本気でやれば、どーにかなります。

      色々長くなりましたが、
      僕がほーりさんに伝えたいことをまとめると。。。
      高一でしかできないこと、高二でしかできないことを全力でやろう。
      そしたら自分の生き方が見えてくる。
      それを踏まえて、高二の秋に行きたい大学を決めて、その目標に向かって頑張ればいいと思う。
      それだけです笑

      高二の秋になって、TOEFLやSATで高い点数を取らなきゃいけない、推薦状どうしたらいいの??とか分からなくなったら、またコメントしてください、その時はまた答えさせていただきます。

      長文失礼しました。

  3. ほーり より:

    今高一で、アメリカの大学に行きたいと思ってます!しかし、ネイティブレベルに英語を話せる訳でもないし、UCLAとかは無理かなと思います。どうやって自分の行きたい大学を決めましたか??あと、今何をしたらいいですか!?